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ASH OF ROUGE

by ELFENSJóN

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1.
崩れゆく世界  打ち焼ぶ欲望の渦 揺らぐ 闇に潜む 赫き蜜を  爪弾き 月に散らす 例えば君が望むなら 私は剣にも成れる その声で 仕組まれた 罪の旋律は甘く 美しい傷をつけて 叶わない妄想まで 掻き乱し 壊して 絡む指に死の花を  君にいつか 捧ぐために 赤い靴で 惑い 踊る 誘う声と残響 ただ ひとつの 足跡辿る 零れ落ちる 微かな光が届く場所までは 君を想って 導かれ 手を取り合う運命など 美しい伝承の中で 淡く溶け歪んだら もう それで 終焉 満ちる夜に 死の接吻 君の心 届かないの 願う 夢に 手を伸ばし 笑う 未来を 見られたなら ふたりきり 闇を数えてた 繭の中で目を覚まして 潰えた約束は うつろ木 砕け 灰になる この胸の中にある 赫く揺らめく罪 導かれ 手を取り合う運命など 美しい伝承の中で 淡く溶け歪んだら もう それで 終焉 別たれた 痛みを 瞳に宿して ひらめく刃が心を裂く 空が 赤く染まる  君に贖罪を  私の指に 緋の花を 願う夢に 手を伸ばして 笑う未来を 得たとしても そこに君だけがいないから
2.
ASH OF ROUGE 04:09
絡む 荊に裂かれ  不意に安寧が 今 弾けて堕ちる あがく 匣を破って 理性を捨てたままで  救済を求める 君の手には まだ滴る棘の在処 緋い果実 唇に押しあて 白く降り積もり 沈むあの街で 咲き誇るほど胸を焦がし 赤く染め上げて 飲みこんでく 溶けぬ 想い 抱いて 蠱惑 杯に隠した 毒は 涙色の媚薬 傷をなぞり合うの 楔 届かぬものに  惹かれ 束ねた生  いつか 鼓動 果てて 逝くまで 緋く舞い落ちる 灰に眠る夜  瞳と瞳 絡めて 忘れない あの日 君にただ満たされてた 燃ゆる 恋は 灰に 老いて行く 魂を恐れても  身体から 火照は消せない  臨まれない 臨むこともできない 在るが儘 往くだけ  君のもとへ 報われぬ想いなら 灰に還して 全てが 壊れ 全てを焼き尽くしても 君だけは そばにいてくれるの  嘘でも 幻でも 構わないから 微笑んで 私の心が 燃え尽きるように
3.
夜葬 04:28
壊れた 星影 水底に沈んで 一筋 なぞれば 揺蕩って きらめく  落ちる 星々よ  どうか 導いて 漂う 宵闇 あなたを抱きしめた 視えないモノが 心を蝕んで  もがく翼は瑠璃に生まれ変わる  何を求めて 生きるのか 悲傷の果てで 暁に眠る命の物語を 輝く緋月 染めゆく花園   朽ちる夜に 抱かれ 『弧を描く月が 満たされる前に』 冥約が癒せぬ歌を歌う 白い骸に花を咲かせて 弔いの名を紡いでた 視えるモノさえ 心まで巣食って あなたの声も 指も 色を失せた 咎にまみれて 生きるのは 夢想の果てか 暁闇に置き去りの物語を 視えないモノに 心を蝕まれ  もがく翼は瑠璃に生まれ変わる  何を求めて 生きたのか 悲傷の果てに 眠る あなたが焦がれてた 物語を 狂い咲く 緋い花 まだ 終わらない夜に 呪われし 物語が今目覚める
4.
優しく頬を撫でる細雪舞う頃に 凍てつく指先がひとり 終わりの詩を奏でた 朝日が眩暈誘い 切ないほどきらめいて 星降る夜に見た夢を 現実が奪う 白銀の月夜が悪夢のように あなたは もういない 縋る先を求め 幾千の夜が過ぎ 舞い散る 雪の花 儚く 揺らめき奏でる 終わりを探すから あなたと眠る夢を見させてよ 約束は果たされず ただ時がいたずらに 消えてゆく想い出と その欠片が胸を刺す 誰そ彼 勿忘草瞬くたび 舞う花 哀しい物語 あなたの瞳の色の雪 残酷な運命は終わりを待ち 拭う術すらなくて この灯り手放し また巡り合えるから 舞い散る 雪の花 ゆらめく 二つの灯火 繋げば また途切れ 交わることない 絲を手繰れど 今もまだ変わらずに あの丘で待ち続け 幸せな想い出の その欠片が消えるまで かわるがわる季節が過ぎてやがて色は褪せてく まるで灰降るように 白く染まる世界 舞い散る 雪の花 儚く 揺らめき奏でる 終わりを 告げる声 流れた涙は 赤く輝く もう あなたさえ思い出せないほど 永久に還る場所など無いから 約束は果たせずに ただ時を漂う 消えかけた想い出の その欠片を頼りに 追憶の 中に閉じ込めたまま眠る 見守る花だけが見てた 哀しい物語を
5.
ORPHEUS 04:24
優しく流れる 月の音のように 束の間でも 幸せだと感じた 逝くこともできず 悠久の夜に 共に歩く 日々を重ねて 頬に遊ぶ 降り注ぐ陽の光 風がさらう 静寂描く世界は もう 繰り返す 刻の音は 私だけを置き去りにして 凍てつく夜と 終焉で溢れて 振り向いて  あと少し抱きしめてくれたならば もう何も 怖くはないから 叶わぬ 約束など容易く 小さく震える 唇は紡ぐ 神を欺く禁忌の術さえも 今は もう要らない 眠り遮る微かな夢でさえ 砂となり 崩れて 繰り返す 刻の音が あなただけを連れ去るから 焼けつく虚空は 終焉で溢れて 振り向いて  あと少し抱きしめてくれたならば もう何も 怖くはないから 願いは届かず あなたは消え去り 罪の証だけ残る ひとり ただひとり 熱のないままで 夜を彷徨う 繰り返す 刻の音は 私だけを置き去りにして 凍てつく夜と 終焉で溢れて 振り向いて  あと少し あなたの傍に居させてと 願うことさえ もう叶わず
6.
白き夢に 堕ちた先の陽炎が 刹那ゆらめいて  深い淵で赫に染まる罪は重く 白いヴェール 靡かせては 瞳の奥過去を見つめ まるで傀儡のふたり 照らしては 青白き月 輝け 光を無くした 宵闇の世界 対の夢を 斑に見せて ただ睦み 揺れる鼓動 やがて遠く 遠く失せて 眼差しの先は 在りし日のように 光求め 君のそばへと 羽撃きは 青く遠く 空は廻り 廻り続けて 欲しいものなんて今はもう遠い 涙はこの先に連れては往けない 風に押されて 白く溶けてゆく 遠い音色 響くように 亡骸朽ちて 白き灰は 彷徨いながらも 生き続け 紅く燃え尽きた 常闇の世界 深く深く 魂を抉り 囚われた 終の言葉 それは甘い夢を魅せて 眼差しの先は 在りし日のように 光 求め 君のそばへと 手を伸ばし でも掴めず 頬を伝う 雫が流れた 腐り堕ちた実は 地に還れずに 犯した罪の 数 数えながら 月に添う星は 二人を照らし 静かな海に 消えた 光を無くした 宵闇の世界 終の夢を 斑に見せて 混ざり合う 視界別つ やがて選び取り 目覚める 眼差しの先は 在りし日のように 自由求め 空の境界へ 堕ちた先 地はなくても まだ終われない 夢があるから 続く先で 繭は瞳を醒まし 白き夢 斑となりて
7.
巡り逢う輪廻の運命の中で 星屑の絲 頼りに手繰り寄せた その流れに逆らうよう ただ 君と描いた夢を詠うよ 宵の軌跡 輝く刻 綴る詩哀しく 別れ告げる 言葉さえも見当たらずにさよなら 夜が明けて 瞳を閉じた 君はまだ少し怯えて 絆 見失うことないように 鳴り止まぬ鐘 星屑の雨 願い乗せ 落ちる星 叶わずに 瞬く奇跡描き 闇を払って 永久を 君と誓うように 不知火 緋は運命の中で 降り積もる 雪溶けと共に目覚めて それがたとえ幻でも 荊の道を君と渡る ひとつ 罪の痕跡 瞳の奥に 焼き付けて ふたつ 誓いの言葉 躊躇わず 時を刻む痕 逆巻く季節 戻せたならば 白く染められた世界 壊して 星降る夜に 輪廻を断ち切れれば 君と 月の虹を渡る 鳴り止まぬ鐘 星屑の雨 いくつ数えた先に 巡り逢えるのか 過ちの絲 手繰り寄せながら 次はその手離さぬように 繰り返し綴る詩 奏でた聲
8.
PHANTOM 03:50
君の胸に刺さった棘なら 僕がそっと 抜いてあげる 荊に囚われて溺れた 蝶たちの 吐息に酔う月の下 もどかしさが欲しいのなら うまく嘘をついて 眠りの森の姫は 目覚めを待つ 満たされたい 願望の中だけは ねえ 今 僕が愛したら 君の運命になれる? まだ 君は知らない この扉の奥 癒えない 過去抱え もつれた 意図絡む 誤魔化せない 胸の中 欲しいくせに 逃れる指 追われたくて逸らす視線 それとも罠なの? 焦らしたいの? さあ傷を見せて 報われない愛なら 躊躇わない 負う罪の 重さに戸惑って 滑り堕ちた運命 もう引き返せない夜を 焼きつけて 君が望む姿は 僕なら 見せてあげられる 傷負うほど 互いを識るほど 探るように 触れ合うなら 穿つほどに 近くに来て   眠る君を さらけ出して 眠りの森深くで 目覚めた君 満たされたの? 願望の中だけで ねえ 無理やりにでも 君と— 躊躇いの箍など 全て外して ほら 顔上げれば星が まだ 君が求め願うなら 叶えよう 僕は此処にいる さあ 手を取って
9.
04:13
横顔 凛と眼差しに光が灯る 扉の先 君が求めた『終焉』は叶った? 背を向けて 踏み出す二人想いが邪魔する 離れるたび 胸が疼いた   風を待ち 翼を広げた どこまでも 遠くへと 君とならどこでもいけると信じた また逢える 広がる空 香る花 君が過ぎる 羽ばたいて 見下ろした あの日の足跡 それは不意に僕の 胸に入り込み 満たした 迷い路 深い森で 恋に落ちたのは僕の方 言えない 一度だけ 僕は振り向く 視線がぶつかる 高く澄んだ空が続いて 哀しげな物語の先 語られぬ結末 ほら 全てが色づき 夜にお別れを 零れた星 果てしなく 敷き詰めて 君にあげる 美しい物だけを瞳に映して 哀しい夢は終わり告げ ここから 現実は始まる 胸の奥 揺り起こし なにもかも思うままに いつだってそばへ 飛び疲れたら僕を呼べばいい また 綺麗に笑えるように 風に乗り 翼を広げた どこまでも遠くへと 君とだから行ける 地平の彼方を  見せたくて 繋がる空 香る花 君の隣 羽ばたいて 見下ろした 二人の足跡 高く空を往く 遠ざかる罪と 傷は癒えやがて 痕も忘れてく

about

19/08/12発売
ELFENSJóN(エルフェンシオン) 2ndEP『ASH OF ROUGE』

▼プロモーション用特設サイト開設中
elfensjon.site/ep02/

ex.Asriel&UROBOROSの黒瀬圭亮とイラストレータ石据カチルによる音楽プロジェクト「ELFENSJoN」の2nd-EP-となる今作は、前作「EINHERJAR」を踏襲し、更に濃厚でファンタジックな世界観構築を行った全9曲入りCD。

credits

released August 12, 2019

▼STAFF ROLL
SoundProduce / All Compose & Arrangement & Mix 黒瀬 圭亮
twitter.com/nox_en_closer

Art Direction / Illustration 石据 カチル
twitter.com/kachiru_i

Guest Vocal okogeeechann
twitter.com/okogeeechann

Guest Vocal 藤田 和哉
twitter.com/kazuya_mic

Guest Gtr&Bass 戎屋 聖一郎
twitter.com/seiichiro_ebisu

Guest Gtr みゅー
twitter.com/myu1103

Guest Violin YUU
twitter.com/yuu_violin

Vocal mix / Mastering ORYO
twitter.com/ORYO_FAULHEIT

Copyright (C) Elfensjón, All Rights Reserved.

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ELFENSJóN Tokyo, Japan

About ELFENSJóN( エルフェンシオン )
作編曲・黒瀬 圭亮、イラスト・石据カチルを中心とした、創作プロジェクト。

Elf(独語)+Sjón(氷語)=11(とおあまりひとつ、「残された一つ」)+視界(ヴィジョン)を掛け合わせた造語。
最期の時に残された情景、美しくも儚く、息吹を感じるような世界を描く。

「新しいヴィジョンを持った作品作り」がテーマとなり、イラストと音楽で世界観を融合させることを目指す。
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